最近観た映画の事など

ここ最近、少しまとめて映画を観たので
その中で良かったものを2本ほど。
新しい映画ではないので「観た!」っていう人多いかも。
まずは「Little Miss Sunshine」(2006)

バラバラの家族が末娘のミスコン出場の為に
おんぼろワゴン車でカリフォルニアにむかうというコメディタッチのロードムービー。

口をひらけば放送禁止用語ばかり飛び出すヘロイン中毒のじいちゃん、
人生勝ち組にしか興味のないお父さん、自殺未遂のゲイの伯父さん、
9ヶ月誰とも口をきかないお兄ちゃん、ミスコンに燃える6歳の末娘、
そしてそんな家族をまとめるお母さん。

道中色んなハプニングを乗り越え
はじめはギクシャクしていた家族がだんだん解け合って行きます。
そして何と言っても見所は最後のミスコンのシーン。
じいちゃん(旅の途中で天国行き)と孫娘が二人だけで
秘密に特訓してきたダンスが披露され……ここはもう大爆笑です!

家族であれど個人の価値観はそれぞれで
その事を理解し、お互い認めあう事の大切さや
勝ち組になって地位や名誉を手に入れて
幸せになりたいと願うのも悪いとは言わないけど、
もっと幸せは身近にあるという事を語りたいんじゃないかと思います。
この映画は全編通してどこか暖かい空気があふれ、
ほのぼのとした気持ちにさせてくれると同時に
最後は清々しい気分にもさせてくれます。

「Lords Of Dogtown」(2005)

この映画は観た人多いんじゃ無いかと思います。
ストリート系の映画ってあんまり観ないんですが
ビューワーの評判がすごく良かったので、じゃあ観てみようかと。

感想は……すごく面白い映画でした!
ストーリーは1970年代、カリフォルニアのベニスが舞台。
世界的に有名になった若きスケーター達の実話ですが
悪ガキたちの純粋な(良い意味でも悪い意味でも)
青春映画にも仕上がっているので
スケートボードしていない人でも充分楽しめます。

この映画には実在の本人達も脚本や演技指導でたずさわっているようで
その為か当時の空気感や人物達が
等身大でわざとらしく無く表現されていて、
そこも好感持てたんじゃないかと思います。
登場人物達の手がいつも真っ黒に汚れている演出も
ならではだなぁと思いながら観ていました。
役者達も若い頃の本人達にとても似ているのが凄いです。

疾走感のあるカメラワークもかっこ良くて惹き付けられるし、
それと音楽の使い方が秀逸。
ここからも当時のストリートの熱が伝わってきます。
Pink Floydのカバー曲 ”Wish You Are Here”が流れる
最後のシーンはその映像の美しさも相まって、
「青春ってすばらしい…。」と
遠い目をしながら恥ずかしげもなく言ってしまいそうになる事間違いなしです(笑

見終わった後、不思議と元気になっている、そんな映画。
おすすめです。